インフォメーションInformation

「OHプラザ船木」 近隣施設のご紹介②


今回は、八幡山の山頂にある八幡山城跡と八幡山ロープウェイについてご紹介します。

近江八幡市の北側にそびえる八幡山は、鶴が翼を広げて飛ぶさまに似ていることから、鶴翼山(かくよくさん)と呼ばれ、市のシンボルとして親しまれています。

頂上には豊臣秀次が築いた八幡城址があり、徒歩30分ほどのハイキングコースもあるのですが、今回はロープウェイで登ってみます。


公園前駅から乗車します。


入口の、ロープウェイバージョンの飛び出し坊やが目印です。


近江八幡の街並みが見渡せます。
山頂までは271.9m、乗車時間4分ほどでロープウェイ八幡城址駅に到着しました。


八幡山城跡の周りをぐるりと回るコースになっていて、野面積みされた石垣に新緑がよく映えています。

1585年に豊臣秀次によって築城された八幡山城は、八幡山の最頂部に本丸、二の丸、西の丸、北の丸、出丸が配置された一大要塞であったと推測されています。


「おねがい地蔵堂」


西の丸址からは、琵琶湖と比良連峰の大パノラマが広がっています。


北の丸址には、ハート型のモニュメントが置かれています。

八幡山ロープウェーは、2014年にNPO法人地域活性化支援センターが企画する恋人の聖地プロジェクト、「恋人の聖地」に選ばれ、”全国のプロポーズにふさわしいロマンチックな場所”として認定されているのだそうです。


北の丸址からは、西の湖や右手に織田信長が築いた安土城址、左手に長命寺山、奥には伊吹山の景色を楽しむことができます。


瑞龍寺に向かう途中にはでこぼこした道もあり、歩きやすい服装がおすすめです。


八幡山城址の本丸跡にある「瑞龍寺 門跡」に到着しました。

日蓮宗唯一の門跡寺院で、寺格は黒御所と定められたことにより、村雲御所と呼ばれるようになったそうです。
格式の高さがうかがえます。


「村雲御所 瑞龍寺本堂」です。

豊臣秀次が自害させられた後、生母の智の方(秀吉の姉)が我が子の菩提を弔うために後陽成天皇から瑞龍寺の寺号を賜り、京都村雲の地に創建された主要建物が、1961年に秀次ゆかりの地八幡山に移築されたものなのだそうです。


「六角堂」


「金生稲荷堂」鳥居もお堂も金色です。
金運・商売繁盛にご利益があるそうです。


展望館の先にこんな映えスポットが‥「恋人の聖地」にふさわしいフォトスポットがいくつもありました。


のんびり回っても45分ほどで一周できました。
ロープウェイは15分間隔で発車しているので、あまり待たずに登山・下山できました。

八幡山ロープウェイ乗り場の公園前駅は、OHプラザ船木から1㎞ほど、徒歩12分ほどのところにあります。
緑がいっそう美しくなるこの季節、ぜひ一度八幡山を訪れてみてはいかがでしょうか。

次回は八幡公園からの八幡山登山道についてご紹介します。